大人の歯列矯正Gd - 大人から始める矯正治療のガイド

大人の歯列矯正はこれからのトレンド

歯列矯正のイメージは、長い間にわたって「小さな子どもが口の中に大きな部品とワイヤーを入れて痛そう」というものが多かったのではないでしょうか？しかし、時代は変わりました。これからは大人がもっと歯列矯正をする時代です。

矯正は子どもだけのものじゃない

大人の矯正は子どもよりも費用が多くなるという面はありますが、矯正すること自体には何の問題もありません。

矯正で歯が動く仕組み

歯列矯正で歯が動く仕組みを考えれば、大人にできなくはないと、わかります。

1. ワイヤーブラケットなどを使って動かす方向の側に圧力を加える
2. 圧力によってそちら側の骨がなくなる
3. 逆サイドでは骨が作られる
4. 結果、歯は予定通り骨がなくなった方へ移動する

専門的には別の表現になりますが、イメージとしてはこういう感じです。子どもでないと不可能なことではありませんね。

大人の矯正は子どもより期間が長くなる

費用面に加えて、もうひとつ大人の矯正が子どもの場合と異なる点があります。治療期間が長くなることです。なぜ、大人だと矯正期間が長いのかといえば、長く生きている分だけ歯の具合が悪くなっていることが大きいのです。歯の具合とは、歯並びそのものから虫歯や歯周病、それに骨の形成具合などのことです。

こればかりはどうにもなりません。
ただ、スピード矯正というものも出現しており、選択肢は増えています。

大人の矯正はした方が良いのか

この問いに対する答えは、必要ならすべきであり不要ならすべきではないです。当たり前のことをいっていますが、矯正に限らず、どんな医療であっても必要に応じてやるべきことでしょう。

矯正は何歳までできるのか

特に明確な年齢というものはありません。人の体の具合は年齢が同じでも個人差が大きいものです。
治療に耐えられる間はできるといえます。

目立たない装置のおかげで矯正する大人が増えている

昔のように銀色のワイヤーと銀色のブラケットを歯の表面に付けるのが歯列矯正という状況であれば、見た目が社会生活に重要な意味を持つ多くの大人は矯正をしなかったでしょう。

しかし、現在では目立ちにくい装置や手法が開発されたことで、矯正を始める大人が増えています。この流れはこの先も続くことでしょう。

矯正を知ることから始めよう

いまは必要性に迫られていなかったとしても、将来において矯正を考えるときがくるかも知れません。そのときがいつきても大丈夫なように、矯正を良く知ることから始めましょう。

また、矯正が現実味を帯びてきたときには、なんなりと当院までご相談ください。